Works of K.D.P
短期集中施工で刷新!モダンで清潔感あふれる「日本一」2店舗同時リニューアル
- 物件情報
- 建物:商業ビルテナント
- エリア:北海道
- 状態:現状店舗の解体→施工
焼鳥・惣菜・お弁当のテイクアウト専門店として親しまれている「日本一」様。今回は、イオン札幌苗穂ショッピングセンター店およびイオン札幌琴似店、2店舗の改装工事を担当いたしました。

休業期間が限られる商業施設内での短期施工における、施工管理の工夫とデザインのポイントをご紹介します。
鮮やかな「赤」が映える、洗練された空間へ
これまでのお店が持っていた温かみや親しみやすさは残しつつ、今回の改装ではより洗練された、すっきりとモダンな雰囲気への刷新を図っています。


デザインの主役となるのは、店内の要所に配した鮮やかな赤のカラーガラスです。腰壁部分には白いタイル柄のシートを採用。清潔感のある白と鮮烈な赤のコントラストにより、スタイリッシュでありながら、お惣菜店として重要な清潔感が際立つ空間に仕上がっています。
琴似店では、売り場近くの腰壁にシートではなく本物のタイルを施工しており、利用者の目に高品質な店舗と見えるよう配慮しています。
商業テナントの夜間工事ならではの工夫
本プロジェクトには我々を含め3社の工事が同時に入っており、その施工管理をカエル・デザイン・プロジェクトが執り行いました。
現場は商業施設(イオンモール)内での改装であるため、休業できる日数は限られます。
今回は各店5日間の作業で、さらに工事は夜間に限定されており、昼間の工事とは異なる制約もあります。

解体工事を伴う改装では、壁や床を剥がしてみて初めて判明するイレギュラーが付き物です。
夜間工事の場合、メーカーや施主様と即座に連絡がつかず判断の遅れが生じてしまう可能性があり、単工期のスケジュールでは一度の手戻り(やり直し)が工期遅延に直結してしまいます。
そこで、リスクヘッドマネージメントとして事前にあらゆる可能性を考慮し、施主様に「〇〇という状況が判明した場合は、〇〇のように対応して良いか」という想定パターンに応じた承諾をあらかじめ頂いておくことで、現場での即断即決を可能にしました。
また、伝達ミスが起きないよう普段から職人の方々とは図面を見ながらの直接会話と連絡を徹底しています。いつも以上に念入りに、作業前の内容確認を行うことでミスなく最短ルートで完工へと導くことが可能になります。


おかげさまで、各社の協調のもと無事に5日間の工期を終え、新しいお店に生まれ変わらせることができました。
また、搬出入においてはデベロッパーであるイオン様にも多大なご協力をいただき、スムーズな進行を心掛けました。
カエル・デザイン・プロジェクトでは、通常の店舗設計・施工だけでなく、商業テナントの難しい条件での対応やプロジェクトマネジメントも幅広く承ることが可能です。店舗の改装や新規出店をご計画の際は、是非お声掛けください。
- 日本一 イオン札幌苗穂ショッピングセンター店
- 札幌市東区東苗穂二条3-1-1 イオン札幌苗穂ショッピングセンター店1F
- 《 → 公式ホームページはこちら 》
- 日本一 イオン札幌琴似店
- 札幌市西区琴似二条4-2-2 イオン札幌琴似店B2F
- 《 → 公式ホームページはこちら 》
-
前の記事

開放的な和モダンのピラティススタジオ
一覧に戻る
-

次の記事
短期集中施工で刷新!モダンで清潔感あふれる「日本一」2店舗同時リニューアル






