店舗や空間、Webサイトのデザインを「カエル」発想でご提供！札幌・小樽発のデザイン事務所

河川・砂防・道路等の公共インフラの土木施工を専門とした事業を行う日鋪建設株式会社様の、関東南支店オフィスのリニューアルをカエル・デザイン・プロジェクトが担当いたしました。

今回行わせていただいたリニューアル内容は、エレベーター・階段前のホールにあたる休憩スペースのリデザインと、旧喫煙室と隣接した旧役員室を繋げたロッカールームへの作り替えです。

休憩スペースはよりリフレッシュできる空間になるよう植栽を豊富に取り入れたデザインとしました。
従業員の皆様にとって休憩の際にほっと一息くつろいだり、自然と会話が弾む団らんができるスペースとして、以前にも増してご活用いただけるようになったと伺っております。
また、以前の喫煙室を含んだ区画も、リニューアル前の面影を感じさせない従業員の皆様のためのロッカールームへと一新いたしました。

 

休憩スペースならではの緩やかなゾーニング

休憩スペースという用途を踏まえ、のびのびと利用できるよう緩やかに空間を分けることを心がけました。
大まかに2ブースに分けられるよう空間の仕切りをするにあたって、パーティションで明確に区切ってしまっては圧迫感が出てしまいます。
そこで、内部に植栽を組み込んだ吊り照明や吊り植栽を配置することによって、さりげなく境界線の役割を持たせているのがポイントです。

全体的なコンセプトは、植栽が印象的な緑豊かな空間です。
床置き型の植栽では空間を狭めてしまうと感じたため、吊り植栽を織り交ぜることで適度な開放感を演出しています。
一部既存利用のクロスや床材・家具とも調和した、落ち着ける雰囲気の休憩スペースとなりました。

今回新設した椅子や植栽を置く造作テーブルの仕様については、イメージしていただきやすいように、図面と併せて設置イメージや使用予定の商品画像をお見せしながら複数パターンをご提案させていただきました。
お客様からも積極的なフィードバックをいただけたこともあり、社員の皆様と一緒に素敵な空間づくりを目指して作り上げることができたと思います。

 

異なる2つの部屋を1つのロッカールームに

ロッカールームに作り替えることになった区画は、元々はそれぞれ役員室と喫煙室として別々の用途で使われていました。
1人当たりのスペースを多く取るために、今回のリニューアルで2部屋を繋げています。
旧喫煙室側はクロスやブラインドなどの交換が必要だったため、旧役員室側で既存利用する部分に合わせた部材選定を行っております。

2つの部屋を1つのロッカールームにするため解体工事を行ったところ、旧喫煙室と旧役員室の天井の高さに違いがあることが明らかとなり、収め方が課題となります。
お客様からは「多少の段差は問題にならない」と仰っていただけましたが、新しくなる室内に境目が出てしまうのは避けたいと考えました。
ロッカーの配置を工夫して境界線上の頭上が気になりにくい様にしたことと、高低差のある部分をボードで塞いで下り天井の形とし、段差も綺麗な仕上がりとすることができました。

 

既存利用の部分も活かしながら、植栽により新しいテイストを加えた休憩スペース、部屋を繋げたことで充分なスペースを確保したロッカールームへのリニューアルが無事完了しました。
オフィス入口の会社名サインもこの機会に一新しております。

 

今回の事例のように、オフィス内区画の部分的なリニューアルのご要望にも、カエル・デザイン・プロジェクトでは様々なご提案を通じて柔軟に対応させていただいております。
以前からの用途をより特化させたスペースへリデザインしたり、全く違う用途の部屋へ作り替えたりする内容が混在しても問題無くご対応可能です。

オフィスのリニューアルをお考えの際は、是非ともお気軽にお問い合わせ下さい。

 

日鋪建設株式会社

［関東南支店］東京都世田谷区池尻2丁目11-3

《 → 公式サイトはこちら 》