Works of K.D.P
通信環境にこだわりのオフショア開発オフィス
- 物件情報
- 建物:オフィスビルテナント
- エリア:北海道
- 状態:スケルトン
グローバルで、データドリブンのAIイノベーションを掲げて事業を展開している Thoth Pte.Ltd. 様の、国内第一号拠点として開設された札幌オフィスの設計・施工をカエル・デザイン・プロジェクトが担当いたしました。
( ※ 内装の一部に版権イラストが使用されているため、画像処理をしています。 )

運用稼働率の高いオフィス設計
新築のオフィスビルへの入居で、2フロアに跨がる全165席の大規模オフィスです。
24時間稼働の開発センターとしてゲームタイトルのデバッグ作業を中心とした業務を行う計画となっており、生産性(運用稼働率)の高い設計が求められました。
座席レイアウトで空間効率を上げながら、休憩所やロッカールーム、会議室、役員室などの必要な施設もスムーズな動線になるよう配置しています。
開設までの期間と費用をコンパクト化させるために、極力B工事(ビルオーナーが指定する防災設備、空調換気設備など)の必要が無いよう管理会社・行政とも協議を重ね、無駄を省いたシンプルな施工計画を立てました。


セキュリティに関しても、万全を期しています。
執務スペースへの私物持ち込みを制限する目的で、従業員用のドアをくぐると直ぐにロッカールームがあり、そこへ鞄や上着などを置いて室内へ入る仕組みです。
そのためには、エレベーターホールと執務室の間に距離が必要となりますが、同一線上に役員室、会議室などの個室を配置することで空間効率の良いレイアウトが完成しました。


冗長化ネットワークで業務停止を予防
オフィスの設備としてお客様より特にご要望いただいたのは、国際間の通信ネットワーク帯域の確保でした。
グローバルで開発を行う同社の業務に於いて、ネットワークの信頼性は非常に重要で、セキュリティ面も含めて本社の専任スタッフ様とも協議を重ねて選定を行いました。
光回線を二重化しており、万一のトラブルがあった際にも停止なく業務を行っていただける構成です。ルーターなど、2フロアに跨ぐネットワークの制御機器はサーバールームに集約し、しっかりとした管理をしていただける形としています。
効率だけでなく快適空間もしっかりと

当オフィスは、多くのスタッフで常時稼働することになるため、業務空間だけでなく働く方が快適に過ごすためのリフレッシュスペースも必要でした。
特別室として設定したリフレッシュルームには、息抜きにゲームができる専用デスクと、脚を伸ばして寛ぐことのできる据わりの良いソファーを配置。
執務室とリフレッシュルームを隔てるガラスパーテーションには、ハーフミラー調のシートを貼り、特別な空間であることを演出しています。

オフィス全体で165席と大規模な工事であったため、短期間の施工ですが複数期に分割して行っています。
フロアの一部を完成させ先行してご入居いただき、別エリアで施工が続く中で業務を行うなどスタッフの皆様にもご協力いただき、タイトなスケジュールでしたがしっかりとした工事を行うことができました。
おかげさまで、高品質なオフィスとして完成させることができ、お客様にもご評価いただくことができました。
カエル・デザイン・プロジェクトでは、ご要望に応じ様々なオフィスの設計・デザイン、設備工事のご提案をさせていただいております。
収容人数や必要な設備など、お困りごとについてご質問いただけましたら、専門知識を持ったスタッフが対応させていただきます。オフィスの開設、移転をお考えの際は、ぜひお声掛けください。
- Thoth Pte.Ltd.
- 北海道札幌市北区北11条西4丁目1-8 NW SQUARE
- 《 → 公式ホームページはこちら 》
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