Works of K.D.P
和のテイストが癒しを生むピラティススタジオの内装
- 物件情報
- 建物:商業ビルテナント
- エリア:神奈川
- 状態:居抜きテナント区画
全国各地に展開するマシンピラティススタジオ『Pilates KASANE』様の、2025年12月に新規オープンした平塚店の設計デザイン・施工をカエル・デザイン・プロジェクトが担当いたしました。

和を感じられる意匠を軸に落ち着いた雰囲気を守りながら、レッスンに通われる方が心静かに集中しやすい空間としています。
ホワイトと木目の中に間接照明の柔らかい光が映え、ナチュラルな清潔感と安心感が演出されているのが特徴です。

印象的な格子の意匠パネル
平塚店では入って正面、レッスンスタジオに続く通路に和モダンの要素を取り入れた格子の意匠パネルを設けています。
動線上、利用者の方が必ず通る部分であるため、店舗の「顔」的なスポットとして機能するよう、格子が落とす影の空気感など細部にこだわったデザインです。

格子の存在により通路に立体感が付与され、レッスンに向かう間にスタジオが持つ世界観へと、自然に気持ちが切り換えられるような演出となりました。
デザインバランスのマネジメント
テナント店舗では、入る物件ごとに様々な条件の違いが生じます。
施工前のプランニングで、それらをうまく吸収しブランドイメージに関わる意匠やデザインのレベルを揃えることが重要でした。
元の状態から活かせる箇所は活用しながら、他店舗とデザインの方向性が食い違わないよう、コストとデザイン性のバランスを保てるようにマネジメントをしています。
一例として、天井部分には、既存の状態を活かしつつ壁となじみの良いクロスを使用しています。
最終的な仕上がりについて、これまでのイメージを超えて良い雰囲気を作れているとお客様よりお言葉をいただきました。

店舗照明は、内容次第で空間の印象を左右します。
施設の利用方法と打ち出したいブランドイメージに沿って、全体的にクリアで清潔感の感じられる照明となるよう計画しました。
その他、ピラティススタジオという特性への考慮が必要となったのは床部分の施工です。
裸足で歩くことも多く想定されるため、凹凸や段差で違和感が出てしまわないように床の下地の調整は特に注意が必要なポイントとなりました。



様々な要素の調整を重ねていき、日常から一時離れゆったりと心身に向き合えるようなピラティススタジオが完成いたしました。
店舗へのブランドイメージの反映や内装コストバランスの適切化など、カエル・デザイン・プロジェクトでは設計デザインや施工上のソリューションを提供しています。
実現したいイメージをお聞かせいただければ形にするお手伝いができますので、これから新しく店舗づくりを検討されている方もお気軽にお問い合わせ下さい。
- Pilates KASANE 平塚店
- 神奈川県平塚市宝町2-1 ホーメスト平塚共同ビル3階
- 《 → 公式サイトはこちら 》










