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リラクゼーションサロンの内装のポイントは?顧客満足度を高める工夫を解説!

カエルの内装建築コラム

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2025年7月14日店舗デザインに関する話題

客満足度を高めるリラクゼーションサロンの内装とは?

リラクゼーションサロンの内装は、顧客満足度を高め、リピート率の向上にも直結する重要な要素です。開業やリニューアルを検討されているオーナー様にとって、内装は長期的な収益に影響を与える投資ともいえます。

今回は、リラクゼーションサロンの内装におけるポイントや、その前提となるコンセプトの作り方について解説します。

顧客満足度を高めるリラクゼーションサロンの内装とは?

設計感のある内装イメージ

まずは、リラクゼーションサロンの内装のポイントを紹介します。

ポイント1|パーソナルな空間を守るための設計

パーソナルな空間を守るための設計
※この写真は、美容クリニックの事例です。

リラクゼーションサロンでは、お客様が安心して施術を受けられるよう、「パーソナルスペース」を確保することが最優先事項です。特に「他人から見えない」設計を意識しましょう。

来店しやすくするために入口は開放的にしつつも、待合室は外から見えない配置にすることが重要です。施術室は完全な個室として、プライバシーを確保できる設計にしましょう。

例えば、パーテーションや間仕切りを活用する、施術室をサロンの入口から少し離れた位置に配置するなどの工夫が効果的です。お客様に「見られている」という不安を与えない空間づくりが、質の高いリラクゼーション体験につながります。

ポイント2|快適に利用できる動線設計

理想的な動線設計
※この写真は、美容クリニックの事例です。

「動線」とは、人の動きを線で表したもので、お客様の「客動線」とスタッフの「作業動線」の2種類があります。サロン内でこの2つの動線が適切に分けられていない場合、スタッフが慌ただしくお客様の周りを動き回ることになり、リラックス効果が半減してしまいます。

理想的な動線設計では、両者の動線が交わらないよう配慮します。例えば、施術室への通路とは別にスタッフ専用の通路を設ける、施術室とバックヤードの距離を離すなどの工夫が有効です。

限られたスペースでも動線をうまく分けることで、お客様がゆったりと過ごせる空間と、スタッフが効率的に働ける環境の両立が可能になります。

ポイント3|癒しを与える配色

色彩は、人間の感情に直接働きかける心理的な効果があります。リラクゼーションサロンでは、「安心感」「幸福感」「癒し・安らぎ」をもたらす色彩選びが特に重要です。

安心感を感じられる配色
温かみと落ち着きを感じるインテリア
※この写真は、医療脱毛クリニックの事例です。

ベージュやアイボリーなどのニュートラルカラーは、温かみと落ち着きを同時に演出します。これらの色を基調としたインテリアは、お客様に安心感を与え、緊張をほぐす効果があります。

幸福感を感じられる配色

淡いピンクやライトグリーンなどの優しいパステルカラーは、幸福感や前向きな気持ちを引き出します。アクセントカラーとして取り入れることで、空間に適度な明るさをプラスできます。

癒やし・安らぎを感じられる配色
リラックスできる室内空間
※この写真は、脱毛サロンの事例です。

ライトブルーやラベンダーなどの淡い寒色系は、心身の緊張を和らげ、深いリラクゼーション効果をもたらします。特に施術室では、これらの色を取り入れることで、より深い癒しの体験を提供できます。

色の組み合わせも重要で、コントラストが強すぎる組み合わせは避け、トーンを揃えた穏やかな配色計画を心がけましょう。

ポイント4|落ち着いた明るさの照明

柔らか照明でリラックスできる雰囲気に
※この写真は、フィットネスを主体とする施設の事例です。

リラクゼーションサロンの照明は眩しすぎず、柔らかい光で空間を優しく照らすことが理想的です。蛍光灯に代表されるような青白い強い光は避け、間接照明や調光可能な照明器具を活用しましょう。

サロンの雰囲気に合わせた照明選びも重要です。ラグジュアリー感を演出したい場合は、シーリングライトやペンダントライト、シャンデリアなどを設置し、光と影のコントラストを活かしましょう。より落ち着いた雰囲気を目指すなら、全体照明を抑えめにし、テーブルランプやフットライトなどのスポット照明で空間に変化をつけると効果的です。

また、各部屋の用途に応じた照明設計も欠かせません。

例えば、フェイシャルトリートメントを行うエリアでは、肌の状態が確認できる適度な明るさを確保するのがポイントです。明るさと同時に、肌の色味がしっかりと確認できる演出性についても検討すべきです。

ボディトリートメントを行う個室では、照度を落として、お客様が身体を見せることへの抵抗感を和らげ ます。待合室やリラクゼーションスペースでは、暖色系の光など温かみのある雰囲気を作りましょう。

ポイント5|観葉植物を取り入れる

観葉植物をふんだんに使った内装のイメージ
※この写真は、美容クリニックの事例です。

観葉植物は見た目の美しさだけでなく、心理的・生理的な効果も期待できます。国土交通省の調査によると、視界に占める緑の割合(緑視率)が10~25%あると、人は自然と安心感を覚えるとされています。

植物は光合成によって空気を浄化し、マイナスイオンの効果も得られるため、室内環境の質を向上させる働きも期待できます。サロンスペースに適した観葉植物を選ぶ際は、部屋の大きさや陽当たり、手入れのしやすさを考慮しましょう。

特に開業したばかりでスタッフの手が回らない場合は、モンステラやパキラなど、水やりの頻度が少なくメンテナンスが容易な種類がおすすめです。適切に配置された植物は、お客様に自然の癒し効果をもたらすだけでなく、空間のアクセントとしても機能します。

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自宅でリラクゼーションサロンを開業する際の内装のポイント

自宅でリラクゼーションサロンを開業する際のポイント

自宅型サロンは基本的に自宅の一室や一部スペースを改装して営業するため、多くの場合は4~6畳程度の限られた空間での開業となります。一軒家であっても、最初からサロン営業を想定して建てられたわけではないため、効率的な空間活用が重要になります。

狭いスペースでも広く見せるための内装ポイントは、次の通りです。

  • ◦明るい色合いや膨張色(白、ベージュ、淡いパステルカラーなど)を取り入れ、空間を視覚的に広く見せる
  • ◦ソファや収納家具は低めのものを選び、天井までの空間を確保して開放感を演出する
  • ◦サイズの合わない大きすぎる家具は置かず、必要最小限の家具で空間をすっきりさせる

ただし、自宅サロンの開業には、下記のような制約や課題がある点も理解しておく必要があります。

  • ◦マンションやアパートの場合、規約によって看板の掲出が禁止されていることがある
  • ◦玄関から施術室までの適切な動線確保が難しく、プライバシーを確保しづらいケースがある
  • ◦サービス内容や開業する家の条件によって、地域の消防署や保健所による検査、届出が必要となる場合がある

自身のサロンを開業する際には、これらのデメリットを慎重に検討し、必要であれば自宅以外の専用スペースでの開業も視野に入れることをおすすめします。

リラクゼーションサロンの内装コンセプトの決め方

リラクゼーションサロンの内装コンセプト

リラクゼーションサロンの内装コンセプトを決める際に考慮すべきポイントは、下記の通りです。

  • 【客層】
  •  どのような顧客に対してサービスを提供したいのか、具体的なイメージを描くことで、空間の雰囲気やデザインの方向性が明確になります。例えば、ターゲットが若年層の女性であれば、トレンド感のあるモダンで明るい色合いのデザインが好まれる傾向にあります。一方、シニア層をターゲットにする場合、落ち着いた色合いや自然素材を使用したデザインが有効です。
  • 【サービス内容】
  •  マッサージやアロマテラピーなど、リラクゼーションを提供する場合は、落ち着いた空間づくりが重要です。音楽や香り、照明など、五感を刺激する要素を活用することで、よりリラックスできる雰囲気を作り出します。
  • 【予算】
  •  リラクゼーションサロンの内装では、投資効果の高い要素を見極めることが重要です。予算配分においては、お客様のリラックス体験に直接影響する照明や家具の質を優先することで、サロン全体の価値を高められます。コンセプトに沿った空間づくりに適切な投資をすることが、長期的な顧客満足度とリピート率の向上につながります。

このように、ターゲットとなるお客様やサービス内容、予算をしっかりと考慮したうえで、内装コンセプトを決めることがリラクゼーションサロンの成功につながります。

まとめ

リラクゼーションサロンの内装は、パーソナルスペースの確保、効率的な動線設計、心理効果を考慮した配色、落ち着いた照明、観葉植物の活用など、多角的な視点からデザインすることが大切です。これらのポイントを押さえた空間づくりが、顧客満足度の向上とリピート率アップにつながります。

リラクゼーションサロンの内装デザインでお悩みなら、カエル・デザイン・プロジェクトにご相談ください。不動産の選定からコンセプトづくり、立地や業態に合わせた空間づくりを一気通貫でサポートします。

既存店舗の改修やフランチャイズ展開をお考えの方もぜひお問い合わせください。理想の癒し空間を実現し、お客様に選ばれるサロンづくりを始めましょう。

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