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狭い空間も有効活用!スモールオフィスのレイアウト事例紹介

カエルの内装建築コラム

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2025年10月13日オフィスデザインに関する話題

スモールオフィスイメージ

狭い空間を活用したスモールオフィスは、事業のスタートアップや新しいエリアへ拠点を広げる第一歩として需要があります。

コンパクトなレイアウトのオフィスは低コストで運用しやすい一方、小さなスペースをいかに最大限活用するかは大きな課題です。

小さなオフィスの中には限られたスペースを有効活用しきれていない結果、狭いという印象が勝って従業員の働きにくさやストレスに繋がっているケースもあります。

本記事では弊社カエル・デザイン・プロジェクトの施工実績から、限られたスペースでもオフィスとして効率的な空間活用をしているレイアウト事例を紹介いたします。

加えて、小規模オフィスのレイアウト上重要なポイントや工夫できるノウハウなどもチェックしていきましょう。

コンパクトなオフィスの施工事例

弊社の今までのオフィス施工事例から、小規模(10~20坪台程度)なオフィスのレイアウトを紹介いたします。
※敬称略

遠友ファーマ株式会社|約13坪

事例:遠友ファーマ株式会社

実験室と隣接しておりそちらとの行き来があることから、動線を意識したゆとりのあるレイアウトが特徴です。

色調面では白と明るいオーク色のシンプルさをベースに、青や黒をアクセントとして配置し、引き締まった印象を持たせています。

天板面も活用できる程良い高さの収納を中心に構成することで、活用できるスペースを広げています。

事例の詳細は下記からご覧ください。
→ 施工事例:遠友ファーマ株式会社

H税理士事務所オフィス|約13.8坪

事例:H税理士事務所オフィス

キッチンなどの普段は目についてほしくない部分が目立たないように間取りと意匠設計の工夫を施し、モノトーンを基調としたシックで統一感のある雰囲気に仕上がっています。

会議室のガラスのパーテーションは一面が直接水性ペンで書き込める仕様です。

シックな雰囲気を維持したまま、ホワイトボードなどを置くよりも省スペース化に繋がる工夫点になっています。

事例の詳細は下記からご覧ください。
→ 施工事例:H税理士事務所

アシックス商事株式会社 札幌営業所|約23.1坪

事例:アシックス商事株式会社 札幌営業所

ガラスパーテーションによって、仕切りの圧迫感の無い開放的なゾーニングを実現しています。

窓面からの採光も満遍なく活かせるレイアウトとしており、見た目的にも動線的にもすっきりとした家具配置レイアウトが印象的です。

落ち着いた色合いも相まって、空間活用度の高さと洗練された印象をもたらしています。

事例の詳細は下記からご覧ください。
→ 施工事例:アシックス商事株式会社

エアロトヨタ株式会社 運航管理室オフィス|約24坪

事例:エアロトヨタ株式会社 運航管理室オフィス

海外インテリアにも造詣の深いパイロットの方々が利用するため、天井や壁、床の色味やテクスチャを工夫して堅い空間になりすぎないように配慮しています。

特に床は爽やかな芝生柄になっており、黒と木目に統一された家具類と合わせて落ち着きと華やかさがプラスされています。

大きな窓のある一角をコーヒースペースとして、照明選定などの工夫でカフェのような空間に演出しているのも目を引くポイントです。

掲示物が多いという需要に応える密かな工夫として、ボードの下地に鉄板を入れたマグネット対応の壁コーナーを設けており、省スペース化に貢献しています。

事例の詳細は下記からご覧ください。
→ 施工事例:エアロトヨタ株式会社 運航管理室オフィス

株式会社グラスト

事例:株式会社グラスト

執務スペースと応接スペースをしっかり区切り、相互の空間への音漏れなどに配慮しています。

随所の仕切りには磨りガラスパーテーションを採用しており、開放感や採光を確保し空間を狭く感じさせません。

ガラスとシルバーの色合いでシンプルに統一していることで、空間全体がクールな印象でまとまっています。

事例の詳細は下記からご覧ください。
→ 施工事例:株式会社グラスト
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狭いオフィスならではのメリット

小さな空間を最大限有効活用したレイアウトを考える上では、それにより得られるメリットを意識しておくことも大事です。

小規模な空間に開設されたオフィスには次のようなメリットがあります。

  • ◦ 初期費用やランニングコスト(賃料や光熱費など)を抑えやすい。
  • ◦ 従業員同士の物理的距離が近いことによるコミュニケーションの活性化、連携の円滑化。
  • ◦ 範囲が少なく済むため、空間全体のレイアウトやデザインの統一・カスタマイズが比較的しやすい。
  • ◦ フリーアドレス化・ペーパーレス化といった施策を柔軟に反映しやすい。

上記のようなメリットを十分に享受できるレイアウト設計が重要となります。

逆にメリットを活かしバランスの取れたレイアウトになっていない場合、物理的に空間が狭いことで閉塞感を覚えやすくなるなどのデメリットに目が行きやすくなってしまうため、注意が必要です。

狭いオフィスにおけるレイアウトの3つの重要ポイント

狭いオフィスのレイアウトを考える

小規模なオフィスでは限られたスペースの有効活用が肝要です。

効率的・機能的なレイアウトを検討する上で特に気を付けたい重要なポイントを紹介いたします。

効率的な動線設計と機能的なゾーニング計画

主要動線の幅は120cm以上を目安に確保するように意識しましょう。

これよりも狭めたレイアウトも不可能ではありませんが、すれ違いや荷物運搬の頻度によっては自他の移動によるストレスが増大してしまうので、慎重な判断が求められます。

一方通行的な動線を意識し、人の流れがクロスしないよう配慮が出来る場合は人流によるストレスの緩和がしやすいでしょう。

ゾーニング計画においては各エリアの機能を明確に定義し、相互の関係性を考慮した配置が不可欠になります。

オフィスの用途にも依存しますが、業務特性ごとに「集中ゾーン」「コミュニケーションゾーン」「リフレッシュゾーン」など明確に空間の役割でゾーニングを分離するのが有効です。

具体的には、作業のため静かな環境が必要なエリアは奥側に、来客対応エリアは移動距離の短縮のため入口近くに配置するなどが考えられます。

立体収納と採光・照明の最適化

限られたスペースでは、縦方向の空間の活用が不可欠です。

天井高を最大限活用した壁面収納や、収納に間仕切りの機能も持たせるなどの工夫を組み合わせることで、床面積を出来るだけ圧迫せずに十分な収納量を確保可能になります。

収納設計では、使用頻度の高いものは手の届く範囲に配置し、たまにしかアクセスが発生しないものや書庫などは上部に配置できると、使いやすく収納物による圧迫感を抑えやすいです。

採光では、自然光を活かせる場合窓際に高さのある家具を置くのは避けることで開放感が得られます。

大きな窓が無くても反射率の高い内装材や半透明の仕切りを選択するなどで、照明の行き届く面積が増加し実際以上の明るさや開放感を感じられる空間になりえます。

照明はレイアウトに応じて全般照明と局所照明を組み合わせ、作業する手元が暗いということが無いよう、必要な場所に必要な明るさを確保できるようにしましょう。

多機能家具の選定とフレキシブル設計の考慮

一つの家具や空間の一部が複数の機能を持っていると効率的な空間利用に繋がります。

例えば、ホワイトボード機能付き可動式パーテーションや収納機能付きのベンチシートなどを採用したり、一部の壁そのものがホワイトボードや掲示板として使用できる仕様にしたりなどが考えられます。

また、移動可能な間仕切りシステムや、配線を床下に埋設しないフリーアドレスデスク方式、複数の用途(会議室兼応接室など)に対応するスペース設計などが考慮されていると、将来の人員増加や組織変更に伴うレイアウト変更にも対応しやすくなります。

比較的頻度高く運用体制が変わりうる場合には、前述の要素でフレキシブルに運用を最適化できるレイアウト設計が有効です。

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狭い空間内のレイアウトでも快適なオフィスにするには

物理的な面積が小さくても、工夫次第でそれを感じさせない快適性を確保することが可能です。

快適なオフィスを実現するために意識したい工夫点をチェックしていきましょう。

防音対策とプライバシー確保の工夫をする

オンラインの打合せや電話連絡の際、どうしても周囲の音と干渉してしまう場合は、電話ブースの設置や吸音材を使用したパーテーションの導入で、音環境の改善を試みましょう。

適度な音が許容されるようであればマスキング効果のあるBGMシステムを導入するのも有効で、作業への集中力を高める効果も期待できます。

業務性質に応じた適切なプライバシー確保のため、物理的な仕切りを必要に応じて設けると集中力の向上にも繋がります。

緩やかな仕切りで事足りる場合では植栽やスクリーン、適度に高さを抑えた家具配置などを用いれば圧迫感を与えずに空間の仕切りが可能です。

視覚効果を活用した演出を加える

壁や床に用いる色調や素材感、方向性のある模様パターンは空間の見え方を通して様々なプラスの効果を期待できます。

  • ◦ 白やベージュなどの明るい色や、薄いグレーやブルーを基調とすることで、清潔感の演出と空間を広く見せる効果。
  • ◦ 床面では木目やストーン調の素材感を持たせながら、方向性のあるパターンを採用することで奥行き感を創出。
  • ◦ 壁面には縦方向のラインを取り入れることで天井を高く感じさせる効果。
  • ◦ 光沢のある表面や鏡面仕上げを部分的に使用することで、光の反射による視覚的な広がりの効果。

また、高さが手頃で視線が抜けやすいデザインの収納をパーテーション代わりに採用すれば、開放感が増し空間が広く感じられます。

同様に半透明や磨りガラスのパーテーションは仕切りの役割を果たしつつ、空間の広がりを感じさせる効果を両立可能です。

観葉植物やフェイクグリーンの配置によるリラックス効果も有用です。

単純に植栽を置くだけだとスペースを圧迫する場合は、デスクやテーブル周り、天井などと一体化させた配置にしたり、吊り型の植栽を取り入れたりすることで効率的に配置できます。

狭いオフィスを大きな価値を生み出す場に

狭いオフィスのレイアウト作図イメージ

たとえ面積的には狭いオフィスでも小規模ならではのメリットを理解し、効率的なレイアウトや快適性のための工夫を押さえることで、十分以上の機能を果たせるようになります。

しっかりとした動線設計やゾーニング計画を基盤に、空間を有効活用する家具選定や複数機能設計を取り入れましょう。

適切な防音対策・プライバシー確保・視覚的効果の導入などもコンパクトなレイアウトの利便性・快適性を補強してくれます。

柔軟に問題点を解決し、小規模でも面積以上の価値を生み出せるオフィスにしましょう。

カエル・デザイン・プロジェクトでは業種的な事情や物件的事情ならではの個々のお悩みにも真摯に向き合い解決に向けたご提案をさせていただいております。

ヒアリングにてお抱えの課題について詳細にお聞かせいただくほど最適な解決に近付きますので、是非お気軽にご相談ください。

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