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- 美容室の内装デザインを成功させるコツ!スタイル選びから失敗しない進め方まで
2026年3月9日店舗デザインに関する話題

「内装って、何から決めればいいんだろう?」
独立や開業を考えたとき、多くの美容師さんがそう感じるのではないでしょうか?
技術には自信があっても、内装デザインとなると話は別。「なんとなくこんな雰囲気にしたい」というイメージはあるけど、「それをどう形にすればいいかわからない」という方は少なくありません。
実は、美容室の内装デザインは集客や売上に直接影響するとても重要な要素です。
でも、正しい順番で考えていけば、専門知識がなくても大丈夫!この記事では、内装スタイルの基本から実際の進め方まで、わかりやすくお伝えします。
読み終わったころには、「次にやるべきこと」がきっと見えてくるはずです。
目次
内装デザインが美容室の命運を左右する!?
美容室は、カットやカラーといった技術を提供するだけの場所ではなく、お客さんが「心地よい時間を過ごせる空間」を求めて訪れるところ。つまり、内装はお店のもう一つの顔であり、お客さんにとっての第一印象そのものなのです。
たとえば、インスタグラム( Instagram)や Googleマップで美容室を探すとき、多くの人が最初にチェックするのは写真です。おしゃれな内装、居心地のよさそうな空間といったビジュアルが「行ってみたい」という気持ちを揺り起こします。逆に言えば、写真が響かなければ来店につながりにくい時代でもあります。
さらに、リピート率にも内装は影響します。
「あのお店にまた行きたい」と思ってもらえるかどうか。居心地のよさは、お客さんが無意識のうちに感じているもので、技術と同じくらいにお店のデザインが評価を左右する場合もあります。
まず知っておきたい!美容室の内装スタイル5選
「おしゃれにしたい」とは思っていても、具体的にどんなスタイルが自分のお店に合うのかイメージしにくいですよね。まずは代表的な5つのスタイルを知ることが、内装を考えるうえでのヒントになります。
「これに近いかも」「これじゃないな」など、これらの例をもとにご自身の店舗に抱いているコンセプトを具体化していきましょう。
ナチュラル・北欧系

木目調の家具やグリーン(植物)、やわらかい光が特徴のスタイルです。温かみと清潔感が共存していて、幅広い年代に受け入れられやすいのが強みです。特に30〜40代の女性やファミリー層に人気があり、「落ち着いてリラックスできる場所」を求めるお客さんに刺さります。
シンプル・ホワイト系

白を基調にしたすっきりとした空間で、清潔感とスタイリッシュさを両立させたスタイルです。インスタ映えもしやすく、幅広い客層に対応できるのが最大のメリット。「誰に来てほしいか、まだ明確でない」という段階でも選びやすいスタイルです。
ヴィンテージ・インダストリアル系

レンガ調の壁やアイアン素材、古材を使った無骨でかっこいいスタイル。「個性を大事にしたい」「他の美容室とは違う雰囲気を出したい」という方に向いています。20〜30代の男女、特に自分らしさを表現したいお客さんに支持されるスタイルです。
モノトーン・ラグジュアリー系

黒・グレー・大理石調の素材を取り入れた、洗練された高級感のあるスタイルです。「特別な時間を過ごしたい」と感じる大人の女性に響きやすく、高単価路線を目指すお店にぴったりです。
和モダン系

和紙や竹、落ち着いた間接照明などを取り入れ、日本ならではの美意識を現代的にアレンジしたスタイルです。「ここにしか来られない」というこだわりを大切にする層や、地域に根ざしたお店づくりを目指す方に向いています。
内装デザインで押さえるべき3つのポイント
スタイルのイメージが少し湧いてきたところで、次は実際のデザインを考えるうえで大切な3つのポイントを押さえましょう。
ポイント①|「誰に来てほしいか」を決めると内装が決まる
内装デザインに迷ったとき、最もシンプルな指針になるのが「ターゲット客層を決めること」です。
たとえば、「子育て中のお母さんにゆっくりしてほしい」なら、ナチュラルで落ち着いた内装がマッチします。「感度の高い20代に来てほしい」なら、個性的なインダストリアル系が刺さるかもしれません。内装のスタイルは誰に向けたお店かが決まれば、自然と絞られていくものです。
逆に、ターゲットを絞らずに「なんとなくおしゃれ」を目指すと、結果的に誰にも刺さらない中途半端な空間になってしまうことも。内装を考える前に、まず「どんなお客さんに来てほしいか」を決めておくことが大切です。
ポイント②|動線(お客様の動き方)を考える
動線とは、お客さんやスタッフがお店の中を移動するルートのことです。美容室の場合、「 受付 → シャンプー台 → セット面(鏡の前の席)」という一連の流れがスムーズかどうかが、居心地や接客の効率に直接影響します。
たとえば、シャンプー台の位置が遠すぎると移動の手間がかかりますし、セット面が狭いとスタッフが施術しにくくなってしまいます。お客さんが気持ちよく過ごせるだけでなく、スタッフが働きやすい空間かどうかも、長く続けるお店づくりには欠かせない視点と言えます。
ポイント③|照明は雰囲気と施術のしやすさを両立させる
照明は、空間の印象を大きく左右します。やわらかいオレンジ系の光は温かみがあってリラックスできる一方、美容師の仕事という観点では「カラーの仕上がりが確認しにくい」というデメリットがあります。
理想は、お客さんがリラックスできる雰囲気の照明と、施術に支障がない明るさ・色温度を上手に組み合わせること。プロのデザイナーに相談すれば、美容室の施術に適した照明計画を提案して貰えるので安心です。
店舗デザインのご相談受付中
内装のイメージが固まっていない方もご安心ください。
カエル・デザイン・プロジェクトなら、プロのデザイナーがお客様に最適なプランをご提案します。
【施工事例紹介】白が映える美容室

宮崎県・熊本県で展開する美容室「suri-ru hair」の姉妹店として、宮崎市内の商業ビルテナントにオープンした「branch by suri-ru」。この店舗の内装デザイン・設計をカエル・デザイン・プロジェクトが担当しました。
コンセプトは「お客様が主人公として際立つ空間」。
白を基調とした内装に、薄いグレーやグレージュをアクセントカラーとして取り入れることで、上品でやさしい雰囲気を実現しています。また、強い自然光が入る窓には長尺のレースカーテンを採用し、光をやわらかく拡散させながら、低い天井の圧迫感を和らげる工夫も施しています。
- [店舗デザイン]笑顔が広がる美容室へ|branch by suri-ru
- → 施工事例の詳細を見る
【施工事例紹介】大人の女性がくつろげるヘアサロン

札幌市のヘアサロン「Soty」では、店舗の内装デザインからロゴ、ブランディングまで一貫してカエル・デザイン・プロジェクトが担当しました。
コンセプトは「大人の女性がゆったりとくつろげる場所」。シンプルさとラグジュアリー感を絶妙に融合させたデザインで、静かで洗練された空間を作り上げています。内装だけでなくロゴやブランドのトーンも統一することで、来店前から来店後まで一貫したSotyらしさを感じてもらえる仕上がりになっています。
内装・ロゴ・ブランディングをまとめてご依頼いただいたことで、ターゲット層への訴求力が高まった好例と言えます。
- [店舗デザイン]大人の女性がくつろげるリラクゼーションサロン|SO-TY合同会社
- → 施工事例の詳細を見る
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デザインの進め方 「何も決まってない」からのステップ
「やりたいことはあるけど、何から手をつけていいかわからない」という方のために、実際の進め方をステップ形式でご紹介します。
お店づくりに必要な費用のことについては、こちらのコラム記事も参考にしてみてください。
- [ 関連記事 ]カエルの内装建築コラム
- 店舗デザインの費用相場と投資効果|失敗しない予算計画のポイント
コンセプト・ターゲットを言葉にする
まず取り組むべきは「言語化」です。「誰に来てほしいか」「どんな時間を提供したいか」「お店に来たお客さんにどう感じてほしいか」といったことを、箇条書きでも構わないので言葉に書き出してみましょう。
頭の中だけで考えていると、打ち合わせの場でうまく伝えられなかったり、途中でブレてしまったりします。一度言葉にしてみることで、自分でも気づかなかったお店のコンセプトが見えてくることがあります。
参考画像を10〜20枚集めよう
コンセプトがある程度固まったら、次は参考画像を集めましょう。ピンタレスト( Pinterest )やインスタグラムで「内装」「ヘアサロン ナチュラル」等と入力して検索すると、豊富な画像が見つかります。
気に入った画像を10〜20枚を目処に集めてみると、自分の好みの傾向が見えてくると思います。これはデザイナーへの「イメージ共有」にも使えますし、自分の中のイメージをより具体的にする作業にもなります。
物件を仮決めしよう
内装デザインは、物件の形や広さによって大きく変わります。いきなり契約する必要はありませんが、いくつか内覧をして「この物件なら実現できそう」という見当をつけておくと、デザイナーとの打ち合わせが格段に進みやすくなります。
居抜き物件(前のテナントの設備が残っている物件)かスケルトン物件(何もない状態の物件)かによっても、費用や自由度が変わってくるので、ここで確認しておくと良いでしょう。
- [ 関連記事 ]カエルの内装建築コラム
- 居抜き物件の5大デメリットをチェック!失敗しない物件選びの実践ガイド
内装の専門家に相談しよう
「内装デザインはセンスがないとダメ」なんて思っていませんか?
実は、センスより決めるべき順番を知っているかどうかの方がずっと大切です。
プロのデザイナーは、あなたのイメージや想いを丁寧にヒアリングしながら、空間として形にするのが仕事です。「なんとなくこんな感じ」という漠然としたイメージでも大丈夫!一緒に整理しながら、理想のお店を作り上げていくことができます。
カエル・デザイン・プロジェクトでは、美容室・ヘアサロンをはじめとした店舗の内装デザインも多数手がけています。「まだ何も決まっていないけど、相談だけしてみたい」という段階からでもお気軽にご連絡ください。
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